帰国子女高校入試-帰国生の受け入れ校

どのような学校が「帰国枠」を設けているか、いくつかの例をみていきましょう。

(1) 海外留学生や帰国生と学習することを目的としている学校

 いわゆる「国際化」に対応するため、海外留学生や帰国生が多数いる学校の中で学べることを特色としてアピールしている学校があります。これらの学校では、かなりの数の帰国生を確保しなければなりませんから、帰国生に配慮した選考が行われています。また、帰国生をたくさん指導した実績に恵まれていますから、その特性を十分に考慮し、長所を伸ばす方法を心得ているということでも、安心できる学校です。

【学校例】

  ・国際基督教大学(東京都)

  ・南山国際(愛知県)

  ・同志社国際(京都府)

  ・関西学院千里国際(大阪府)

(2) 普通の高校ではあるが、帰国生を受け入れる枠を設けている学校

 「国際化」が目的というより、「国際化」が進んだため、違った制度で教育を受けた生徒に受験資格を与えて公平性を確保しようと考えた(あるいは、そうするよう指導された)学校です。あくまでも受験資格を与えることが目的なので、試験の配慮はあまり行いませんし、入学後も特別な扱いは期待できません。

【国立大学附属高校】

  ・筑波大学附属(東京都)

  ・筑波大学附属駒場(東京都)

  ・東京学芸大学附属(東京都)

  ・愛知教育大学附属(愛知県)

  ・名古屋大学教育学部附属(愛知県)

  ・大阪教育大学附属池田(大阪府)

  ・広島大学附属(広島県)

 このうち、筑波大学附属・筑波大学附属駒場・広島大学附属では、一般入試同様の問題を5教科で実施しますが、残り4校では、科目数が軽減されて、国語・数学・英語の3教科入試になっています。

【公立高校】

 帰国生の多い都道府県は、いくつかの学校を受け入れ校に指定し、帰国生が受験できるようにしています。埼玉県のように特定の学校を指定せずに県内全ての公立高校で受け入れている例もあります。募集学科、募集人数、出願資格や条件、出願書類や手続き、選抜方法などは、都道府県によって異なります。

【私立高校】

 早慶、青山学院、中央大学杉並などの大学附属高や、巣鴨・渋谷教育幕張などの有名進学高が「帰国枠」をもうけて積極的に帰国生を受け入れています。基本的に一般生と同じ日程で国語・数学・英語の3教科を課す高校がほとんどですが、青山学院や中央大学杉並のように、一般入試とは全く異なった適性検査(基礎学力検査)を課す高校や、渋谷教育幕張のように英語のみの試験を実施している学校もあります。また慶應義塾湘南藤沢は、そもそも一般枠での高校募集をしていませんから、帰国生のための問題を作成して試験を実施しています。

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