理科時事問題

みなさん。オリオン座流星群を見ましたか?

おそらく一番有名な星座であるオリオン座の流星群ですので、たくさんの人が楽しみにしていたと思います。

あいにく当日曇っていたこともあり私は見れませんでしたが、カリフォルニアは星の観測に非常に適していますのですばらしい流星を見にいかれた方もいるのではないでしょうか。

 

さて、「オリオン座流星群」のような出来事があると関連したトピックスが入試問題に出題されることがあります。

そこでenaサンノゼでは理科のクラスで時事問題を取り上げることもあります。

今年の理科ニュースを軽くおさらいしてみましょう。

 

  • 国際宇宙ステーション補給船「こうのとり」

高度400kmの地球上空には国際宇宙ステーション(ISS)というサッカーコート並みの大きさの巨大実験施設が90分で地球を1週する速さで飛行しています。

もちろんクルーが滞在して日々ミッションをこなしているのですが、そこには日本の実験棟「きぼう」が設置されています。

人が滞在している以上、生活用品や研究物資をそこに送らなければなりません。今年、日本から宇宙ステーション補給船「こうのとり」がたくさんの荷物を運びました。

最近では星出明彦宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在していたことも思い出しておきましょう。

→ 「国際宇宙ステーション」、「きぼう」、「こうのとり」などのキーワードは要暗記!

 

  • 小型人工衛星打ち上げ用固体ロケット「イプシロン」

宇宙関連でもうひとつ。

日本が今年打ち上げた固体燃料を使った衛星打ち上げ用固体ロケットが「イプシロン」です。

垂直発射式やモバイル管制といった技術挑戦全開のロケットでした。ロケット自身にAIが搭載されており、直前点検をロケット自身が行います。さらにノートパソコン2台(!?)で打ち上げの管制まで出来てしまうのです。

→ 重要キーワード 「イプシロン」

 

  • 桜島噴火

今年、鹿児島県の桜島がかなり大きな噴火をしました。

桜島に住んでいる人たちにとっては日常茶飯事なのでしょうが、5000メートル級の噴煙をともなう大噴火はまさしく自然災害でしょう。

日本は火山列島なのだなぁと再認識しました。

→ 桜島が噴火したという事実、また、火山分野は要復習です!

 

  • 新元素「ウンウンペンチウム」

現在元素周期表において正式名称が与えられている元素は114個。そこに新たな115番目の元素が加えられようとしています。

その名も「ウンウンペンチウム」!(もしかしたら「エカビスマス」になるかも)

→ 重要キーワード「ウンウンペンチウム」

 

  • ブルームーン

通常満月はひと月に1回、季節に3回しかありません。今年は7月~9月の間に4回満月がありました。

このような場合、3回目の満月のことを「ブルームーン」と呼びます。

実際に青く見えるわけじゃないのでご注意を!

これは一ヶ月が約30.5日なのに対し、月の満ち欠けの周期が約29.5日と短いために起こる現象です。

ブルームーン見ると幸せになれるって!(不吉な前兆だという話もあるけど聞かなかったことにします)

→ 「月の満ち欠けの原理」や「日食・月食」、「潮の満ち引き」など月関係の知識は総復習しておこう!

 

探せばまだまだあると思うのですがきりが無いのでこの辺にしておきます。

もちろんオリオン座流星群に関連して、各季節の星座、星の名前、星の色なども復習しておこう。

なにも教科書の内容を覚えることばかりが勉強ではありません。

身の回りにある理科のニュースと自分の知識を関連付けていく過程は楽しいですよ!

理科の面白さって案外身近に転がっているものなんですよね。

 

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