テストのある日常

2017年10月10日(火曜日) ena シンガポール校

テストのある日常
10月7日(土)に都県立中適性検査模試を実施しました。
海外生活での土曜日の午前中ということもあってか、そして翌日が英検ということもあってか、少人数での実施となりました。
知識の暗記も裏技もパターン練習もそんなにはいらないこのタイプのテストは、本当に興味深いです。
・書いてある通りに読み取る
・書いてある通りにやってみる
・書いてある通りに答える
単純化すればそれだけです。
普段の学習からすれば、読む量も多く、書く量も多く、「はじめ!」の直後に、ページを開いた生徒たちは苦笑していました。(なんだこのテストは?そもそも「適性Ⅰ」ってなんだ?)という思いもあったと思いますし、解答用紙・問題冊子を見て、「げ!」と思ったことでしょう。
現在、首都圏を中心に人気沸騰中の適性検査型入試、その模試。今後もenaシンガポールでは、年に2,3回程度ですが、きちんと機会を設けていきたいと思います。
日本国内では、2月3日の都立中入試を受ける生徒が約1万人いると言われています。今回の模試に参加する生徒は数千人にいると思われます。そんなことを生徒に伝え、日本で受けている生徒たちのことを考えながら、試験監督をしていました。
こういう「たまに」あるテストに加えて、漢字・単語・計算テストはほぼ毎授業で実施されます。テストのために勉強してくること、テストで実際にできるかどうか試すこと、テスト後にきちんと見直すこと。これだけで成績は徐々に伸びていきます。「テストがある」という意識で日常を送るのか、そうでないのかでは雲泥の差です。
enaシンガポールでは、小5,6帰国生模試、小4~6アタックテスト、中1、2学力判定テスト、中3合格判定テスト、中2,3アドバンス模試が定期的にあります。テストに参加しない方が成績が伸びるという生徒は1名も見当たりません。こちらとしても、不要なテストであれば実施しません。
以前、「受験生になってから受けます」という生徒がいましたが、小6や中3になることが受験生になることではありません。今すぐ受験生になってしまえば、良いだけです。決意と覚悟が不足していて、結局、受験学年になっても「受験生」になるまでかなりの時間を費やしました。テストを受けないと、成績をアップさせるのに、非常に効率が良くないです。
皆さん、テスト受けましょう。テストの点数・成績は、皆さんの責任ではありません。担当教師の責任です。
「どのテストでも意識をつくって取り組む」
去年の合格者の言葉だそうです。
永田

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