苦い思い出【全員不合格】

2017年11月21日(火曜日) ena シンガポール校

苦い思い出【全員不合格】

 

新しい校舎に来て1年目の中3生の高校受験のときです。

異動してきたばかりで校舎事情や地域の事情を手探りで把握したうえでの校舎運営に四苦八苦する毎日です。

入念な授業準備に落ち度があったとはいまだに思えません。

しかしながら、「それぞれの生徒が中1,2の頃にどういう状況にあったのか」「その学校に合格した生徒たちはどの時点でどのレベルに到達していたのか」そのあたりの感覚・経験が欠落していました。

それを補うべく情報収集に落ち度がありました。

最後まで心配で、ほっとしたくて、合格発表の朝、誰よりも早く●●高校に着きました。

受験生や親への配慮を欠いたまま、合格発表時刻(少し遅れての発表でした。そして雪も降っていました。)に、合格発表掲示板が立てかけられました。

線が引いてあり、遠くからですのでまだ見えません。

「どうぞ~」と言われて一目散に合格発表掲示板の前に向かいました。

その高校を受けた5人全員の受験番号はすべて暗記していました。

ない。

ない。

ない。

ない。

ない。

5人全員の受験番号がありません。

その場で気を失いそうになりました。

そして、気が着いたら地面に両膝をついていました。

1番頑張ったと思われる生徒が母親のそばで泣いています。

駆け寄り、無言で目を合わせました。

何も言えませんでした。

何の言葉もかけられませんでした。

「物凄い怖い顔していた」と後になってから言われました。

この生徒は同じような道を進んでくれています。

いまだに相談も報告もされます。

あの世代の生徒たちからもたくさんの経験をさせてもらいました。

いつまでも反省をし、応援もしています。

 

永田

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