わからない病(西船橋校)

2022年5月12日(木) ena 国際部西船橋校

 

お父さん、お母さん、こんな経験はありますか?

 

社会人として働きはじめたころ、

先輩から指示を受けて何かの仕事をします。

説明を受けてもあまり意味もわからず、

ただ、その仕事を必死に覚えこなしていく。

 

そんな日々が続き、仕事を難なくこなせるようになったとき、

その仕事を俯瞰してみることができるようになり。

先輩の説明が深く理解できるようになっていた。

 

おそらく人間の脳は、

ある事を反復して体感することにより、

何かを理解するのだと思います。

 

特に、難しい、抽象性の高い内容は、

体感しなければ理解できないことは多いのではないでしょうか。

 

算数も同じようなことがあります。

ある問題と、それに似た問題を多くとき、

その問題を難なく解けるようになったとき、

その問題が深く理解でき、もっと難しい問題も解けるようになることはあります。

 

もちろん、問題を解くうえでの知っておかないこと、覚えていかないことはあります。

しかし、深く理解してなくてはいけないことは、そこまであるのでしょうか。

言い換えると、すべてを深く理解したうえで、多くの種類の問題を全て解ききれるでしょうか。

時間は有限です。

 

僕はよく生徒に、

「まず解けるようになってから、理解しよう」と呼びかけます。

解けるようになると、その問題を俯瞰して把握できます。

そうすると、一つ一つの概念や公式が理解できるようになります。

 

多くの生徒が

「理解できない(わかない)から、問題がとけない」と言います。

これを僕は「わからない病」と言います。

 

理解できないと、問題は解けないのでしょうか。

 

それならスマホが動く仕組みが理解できないと、スマホは動かせないのでしょうか。

薬がどういった理屈で病気を治すかを理解できてないと、薬は飲めないのでしょうか。

 

いえいえ、そんなことはないのです。

スマホや薬の使い方を注意して使えば、スマホは動き、薬は効果があります。

 

算数も、公式や解法の注意点を守り、問題を解けば答えは出ます。

 

そして、あら不思議答えをスラスラ出せるようになると、

公式の意味や講師が説明した内容がわかるようになるのです。

 

みんな、わからない病にかからないように!

 

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