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「フィルター」の意識と表現
2026年04月06日
海野十三(うんの・じゅうざ)さんの『十八時の音楽浴』を読まれたことはありますか? https://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/865_23818.html まだの方は、ぜひ読んでみてください。帝国主義的な支配体制による抑圧の怖さがよく分かると思います。
多くの民主主義社会では「検閲」は禁じられていますが、かといって自由闊達に表現しさえすれば入試で評価されるわけでもありません。すべてを「個性」や「配慮」として主張し通すことには限界があるでしょう。
受験の場には、好まれる表現・好まれない表現というものが存在します。自分の「本音」をそのまま試験でぶつけるのではなく、合格に向けて上手く合理的に「料理」する技術も必要です。
春期講習も終わり、本科授業が再開します。国語を受けている皆さんには、自分の能力をアピールする言葉として、それが本当に必要かどうかを意識する癖を身につけられるよう、授業を進めてまいりたいと思います。
山本