

スパイシーな問題(西船橋校)
2022年06月18日
2022年6月18日(土) ena 国際部西船橋校
僕のクラスには禁句があります。
それはFワードなど下品な言葉を禁じているわけではありせん笑
また、最近、僕がハゲてきたことに対しての発言でもありません涙
まあ、そこは触れないでほしいのですが。。。。。。
僕が禁句にしている単語は「難しい」という言葉です。
難しいとは、difficultという意味ですが、
impossibleというニュアンスが含まれている気がします。
意味がimpossibleとなってしまうと、問題が解くのは不可能ということになります。
そして、その言葉は生徒に、自己暗示という形で影響していくと思います。
以前なにかの実験で、被験者に、真っ赤に焼けた鉄の棒を見せてから、目隠しをします。
そして、ただの熱くもない棒を被験者につけたら、その箇所が水ぶくれの火傷になった、という結果がでたそうです。
これも、被験者が「真っ赤な鉄の棒をつけられた」という自己暗示にかかったと言えます。
自己暗示が与える影響の強さの例です。
生徒が言う「難しい」とは、真っ赤に焼けた鉄の棒と同じです。
生徒にとって「難しい問題」は「解くことができない問題」となります。
だから、僕は生徒に「難しいと言うな」といつも言います。
その代わりにシンガポール校では「面倒くさい問題」というようにしました。
「面倒くさい問題」なら、解くのが面倒くさいだけで、解くことはできます。
西船橋校では「スパイシーな問題」としました。
なんか、美味しそうな響きですよね。
ちょっと辛いけど、解けないというニュアンスはありません。
また、僕は生徒と話すとき、使う言葉には注意しています。
なぜなら、僕の不用意な言葉で、生徒の自信や、やる気を一瞬で奪ってしまうからです。
言葉は怖いです。
しかし、言葉には良い意味でも力があると信じます。
僕は生徒に一生懸命話しかけます。
僕の言葉で、生徒がの心に火がついてくれることを祈りながら話します。
そして「君たちの成績を絶対に上げる!」と言いながら、
自分を戒めています。
さて、今日からご家庭でも、「難しい」でなく「スパイシーな問題」という言葉を使いませんか?
森
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