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前期第6回立川国際日本語作文レポート

2026年03月14日

3月15日の立川国際日本語作文では、2021年度湘南白百合学園帰国生入試の類題に取り組みました。

 

過去問では、「そうだとすれば」という言葉を手がかりに、自らの考えをいったん留保する姿勢の大切さを説く山田太一先生の文章が引用され、「あなたが家庭での生活や学校での生活などをふり返ったとき、自分に足りない姿勢とは何だと思いますか」という点が問われていました。
今回の授業ではその類題として、「自分の考えを見直すことになった経験」に触れながら、「自分の考えを更新する姿勢」について書いてもらいました。

 

考えを見直した具体的な経験については、どの答案もよく書けていましたが、最後の締めくくりには難しさを感じた受講生が多かったようです。
「〇〇が大切だと思いました」「〇〇が大事だと思いました」といった表現だけでは、どうしても説得力が弱くなってしまいます。
たとえば、「◇◇をするようにして、〇〇の大切さを忘れないようにしたいです」といったように、気づきを今後の行動と結びつけて表現できると、作文全体がぐっと締まります。

 

採点官は捜査官ではありません。たとえ面従腹背で「うそ」を書いていたとしても、それ自体が罪に問われることはありません。とはいえ、決意表明だけを並べると内容は単調になりがちですし、字数を伸ばしにくい場合もあります。
そういうときこそ、自分の気持ちや考えを、具体的な行動や場面と結びつけて書くことを意識してみてください

 

山本