ブログ

ニュース
ブログ

前期第7回SFC洗足都市大付属国語レポート

2026年03月28日

3月25日のSST国語では、2023年度SFCの過去問と、2017年度第3回広尾学園の過去問に取り組みました。教室内の感想としては、SFCよりも広尾学園の過去問のほうが難しく感じられたようです。

2023年度SFCの大問3の出典は、乾ルカ『願いながら、祈りながら』でした。抜粋された本文では、ある種の「勉強中毒」に一時的に陥ってしまった人物を助ける場面が描かれています。
勉強は科学の発展に資するものではありますが、科学の駒になるために勉強するわけではありません。映画『ズートピア2』でゲイリーが語っていたように、必要以上に気負う必要はないのでしょう。短い抜粋からでも、物語を通して学べることは数多くありますね。

一方、2017年度第3回広尾学園の大問4の出典は、養老孟司『無思想の発見』でした。本文では、「個性的」であることよりも、「普遍的」であることを意識すべきだという主張が展開されています。
養老先生は、個人の感性よりも、人類全体としての科学の発展を重視する立場に立っているのではないでしょうか。確かに、ある程度の社会性が全員に備わってこそ、互いの個性を尊重することも可能になるのだと思います。

過去問演習では、点数や問題の解き直しが重要であることは言うまでもありませんが、読んだ文章に対して自分自身の意見を持つことも同じくらい大切です。余裕があれば、復習の際に自分が気づいたことをノートなどにまとめてみると、記述の練習にもなり、より効果的でしょう。

山本