

後期10週を終えて【小6ハイレベル算数】
2017年11月12日
2017年11月12日(日曜日) ena シンガポール校
後期10週を終えて【小6ハイレベル算数】
2017年度後期本科授業が開講して10週間が経過しました。
折り返し地点です。
聖光学院中や慶應義塾湘南藤沢中の過去問題に挑戦しています。
宿題も毎週厳選した数台の応用問題です。
生徒たちは大変立派に食らいついてくれています。
このレベルの学校になると制限時間内に全問正解を狙うのは至難の業です。
45分間や60分間という制限時間内で、解ける問題を確実に正解する慎重さ、そして、速さがまず必要です。
そのうえで、問題をきちんと読んで解き進め、残り時間ととれる問題とのバランスを考えて、深追いするかしないかを手際よく判断していきます。
演習後またはその解説後に「結果としてはこうすればよかった」というアドバイスは簡単にできますが、それは「結果的に」です。
その場での、しかも受験生自身での判断に関しては、入試演習や模擬試験を通してでしか養えません。
残り回数が限られている入試演習も模擬試験も、「本番のつもり」でやらないと、結局のところ「練習」でしかなくなっています。
本番ではとんでもない間違いや勘違いやミスをしてしまうかもしれません。
解ける問題なのに解けないという悔しさと、それを防止するための集中力・注意力に関してどれだけ意識しているか。
そこの気持ちの差が勝負を分けるシーンを何度も見てきました。
勉強量が同じなら勉強の質で、勉強の質に大差がないのなら気持ちです。
永田