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数学の世界は左回りが正の方向

2026年04月03日

こんにちは。ニャンドーナツという1次元多様体の中で愛猫(牛柄)が愛猫(黒)に攻撃されました。後退りして一周して、出したお尻をまた攻撃されました。ニャンドーナツの中は、どうやらコンパクトな1次元多様体だったようです。飯田です。

今日は、左回りと右回りのお話をしたいと思います。

野球やソフトボールはベースを左回り(反時計回り)に回ります。陸上のトラックも左回りで、人間が自然と左回りをしやすいことを「左回りの法則」と言い、店舗の導線も左回りが多いそうです。
右回りはネジをしめる方向で、アナログ時計の回る方向ですね。英語では右回りを「clockwise」と言いますね。

そういえば、小さい頃こんなことを思ったことがあります。左回りを絵にして見たとき、上の部分は左に動いていても、下の部分は右に動いていますよね。なんで、これを左回りと言うのだろう?
左回りは、中心からどの方向を向いても、左に動いているから左回りなんだとわかったとき、「左回り」って、いい言葉だなと思った覚えがあります。
実は、これは幾何学の普遍性の一つである、「同じ」ことを大切にすることの一例です。発展させると、トポロジー的不変量につながります。

さて、数学の世界では、左回りを正の方向としています。
高校で、三角関数や複素平面を扱うとき、左回りが正の方向であることを勉強します。
おそらくですが、座標系のx軸とy軸の位置から左回転を正としたのでしょう。ある人は、天文学の影響をとなえる人もいます。北半球で北極星を見たとき、周りの星が北極星を中心に左回りに動いて見えることや、北極星から太陽系を見たときの地球の公転方向が左回りであることなどです。

何はともあれ、数学の世界では左回りが正の方向なので、中学受験・高校受験でも、正方形ABCDとか、二等辺三角形ABCなどの図形が出題される場合、アルファベットが左回りに配置されていることがとても多いです。たまに右回りにアルファベットが並んでいると違和感があって、何か他の狙いがあるのかなと色々考えてしまいます。

では、失礼します。

enaあざみ野校校長・算数数学担当 飯田

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