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(西船橋校)東京都市大付属中学校帰国枠H28年国語解説
2022年08月04日
みなさんこんにちは。
国語担当Kです。
今日は先週行った都市大付属中の過去問について解説を補足します。
大問3〈詩〉
北川冬彦さんの「雑草」という詩が出題されました。
詩の分類については一秒で解けましたね。「口語自由詩」です。(問1)
この詩のポイントは、「延びる」と「伸びる」の漢字が異なっていることに気づけたかどうかです。
「雑草があたり構わず延び放題に延びている」
「人の膝を没するほどに伸びている」
あたり構わず「延びる」ということは、これは横に拡がって延びているということ⇒横への拡がりを示します。
膝を没するほど「伸びる」ということは、雑草の背丈が伸びる⇒縦への拡がりを示します。
そして最後に「豊かな花をどっさり咲かせる」という表現。
これは花⇒(種子)⇒次の世代への時間的な拡がりを示しているのですね。
問5は「言い切りの形に直して」と条件がついていました。
言い切りの形=辞書に載っている形でしたね。
細かなところまで見落とさずに解いていきましょう。
ではまた。
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