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考えを言語化しよう
2026年03月08日
記述や作文が苦手な方の多くは、「自分の言葉で書く」経験がまだ十分ではありません。
何を書けばよいのか、どうすれば「正解」と評価されるのかを先に考えすぎて、書き出す前から型やフォーマットを探してしまうことはないでしょうか。
もちろん、段落構成や表現を磨くことは大切です。
けれども、記述や作文はスポーツと同じで、まずは書いてみることから始まります。書く回数が増えれば、考える回数も増え、言葉にする力も自然と育っていきます。続けているうちに、ふと自分に合った表現がするりと出てくる瞬間が訪れます。
ミヒャエル・エンデ(Michael Ende)の『はてしない物語』(Die unendliche Geschichte)には、「シカンダ」(Sikanda)という魔法の剣が登場します。災いを防ぐには、その剣が示す手順に沿って使わなければなりません。
言葉の扱いも同じです。
誤解を避けるためには、順序や性質を理解し、適切に用いることが肝心です。
まずは、ご自身の考えを言語化し、それを他者に読んでもらい、フィードバックを受ける回数を重ねること。それが、言語化の力を育てる一番の近道ではないでしょうか。
山本