

苦い思い出【語彙力】
2017年11月17日
2017年11月17日(金曜日) ena シンガポール校
苦い思い出【語彙力】
こんにちは。
幼い頃から語彙力が貧困でした。
幼稚園の年長の頃「まずい」という言葉の意味が分からずに知ったかぶりしていました。
「そう言えば『まずい』ってどんな意味だっけ。たまたま忘れちゃった。」と友達にわかりやい嘘とともに聞いたことがあります。
転入してきた「はがたけのり」くんのことも、苗字が「はがた」で、下の名前が不思議だなとずっと思っていました。
ある日の永田家の夕食の食卓には、子どもが大好きカレーライスが登場しました。
カレーも好きでしたが、「たまごかけご飯がいい」と母親に言ってしまいました。
生卵としょう油を混ぜてご飯の上に乗せて食べたかったのです。
でも、当時の私には「生卵」と「ゆで卵」と「卵焼き」の区別がつきませんでした。
「目玉焼き」だけは判別できた記憶があります。
3択でした。
カレーを拒否したことに対する父親の怒り、「何たまご?」と3択を迫る母親。正解に至り見事卵かけご飯を食べたかったのか、早くこの局面を打開したかっただけなのか、記憶は定かではありません。
しかしながら、この夜、私は「卵焼きかけご飯」を食べました。
永田