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計数(数えること)-西暦の話

2026年03月17日

 

こんにちは。インドの国定歴は0年からスタートします。さすが0を発見した国ですね。飯田です。


現在2026年です。さて、2026年前は西暦何年でしょうか?

 

 

 

 

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解答解説

2026-2026=0
で0年は間違えです。西暦には0年がありません。

キリスト教で救世主と見なされるイエス・キリストが生まれたとされる年を元年、つまり1年としています。このAD1年の前年は、BC1年です。

ですから、正解はBC1年(紀元前1年)となります。
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なんで、こんな問題を作ったのかと言いますと、計数のお話をしてみたいと思ったからです。
1,2,3,…と何かを数えるとき、1の前に0をイメージした方が、実は計算しやすいということです。

「満年齢」がいい例です。日本では文明開化以後、生まれたときを0として、1年後に1歳、2年後に2歳としました。これが「満年齢」と呼ばれるものです。0から考えた方が計算しやすいのです。

例えば2000年生まれの人が、2026年の誕生日に何歳になるかというと
2026-2000=26歳
です。計算が楽です。

文明開化以前の「数え年」では、生まれた年を1とし、以後お正月にみな+1されました。2000年生まれなら、2026年のお正月に数え27歳になりますが、単純に引き算では求められません。

計数(数えること)は、0基準がいいのです。
もしも、西暦0年があったら、アレキサンドロス大王が生まれたBC336年を、2026年から考えて、
2026-(-336)=2362年前
だなと単純な引き算で求められます。しかし実際は西暦0年がないので、
2362-1=2361年前
が正解になります。
逆に、今から2361年前は、
2026-2361=-335
だから、BC335年ではなく、0年がないことを考えて、1年ずらして、
-335-1=-336
で、BC336年になります。

0基準の計数は、とても楽で、ミスも少ないこと、わかってもらえたでしょうか。

長くなったので、いったんこの辺でお開きにしますが、この話続きます。

 

では、失礼いたします。

enaあざみ野校校長・算数数学担当 飯田

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