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長文読解とモチベーション

2026年02月26日

ネット社会では、問いに答えなくても「見る」だけでポイントが得られることもあります。その環境に慣れていると、受験で求められる長文読解のように、すぐに目に見える「報酬」がない学習には、無意識のうちにモチベーションが上がりにくくなるものです。

けれども、長文読解は「やる気が出たら始める」ものではありません。むしろ逆で、「読み始めるからやる気が出てくる」ものです。

たとえ一行目で「面白くない」と感じてもかまいません。読み進め、設問に取り組むうちに、内容の流れが見え、筆者の主張や物語の輪郭がつかめてきます。すると、不思議なことに、集中力や理解力が後からついてくるのです。

気持ちを変えようとするよりも、まず行動を変えるほうが現実的です。やる気を待つのではなく、先に一行読む。まず五分だけ取り組む。小さな一歩で十分です。

目の前の文字列を読むこと。そこからすべてが始まります。

山本