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2026年度慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC)算数

2026年03月04日

こんにちは。コッホ曲線のフラクタル次元が1.2618595…次元であることを初めて知ったとき、とても感動した飯田です。簡単かつ乱暴に言いますと、線は1次元、面は2次元ですから、線なのに、無限な操作をすると1.26…次元と考えられるということです。興味がある方は、ぜひコッホ曲線・コッホ雪片で検索してみてください。

今回は、2026年度慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC)の算数の問題についての分析をしたいと思います。

★2026年度帰国生入試 SFC 算数
毎年のことですが、45分しかないのに、読む量がとても多く、面倒な作業もそれなりにあります。作業力が高い人を欲しい学校側の思惑を感じます。

大問1:等差数列の和、逆算、濃さ
(1)は等差数列の和の計算は頻出テクニックです。(2)の逆算は答えを書くときに注意しましょう。(3)は濃さをてんびん図や面積図で解く頻出問題。

大問2:平均、速さ、ニュートン算
(1)は統計表と平均から方程式的に解くのが早いでしょう。(2)はダイヤグラムのテクニックで早く解けます。(3)はテキストによくある典型的なニュートン算でした。

大問3:規則性
規則性の問題が大好きな学校です。大分昔になりますが、パスカルの三角形で奇数偶数を考えるとフラクタル図形が出現する問題がSFCで出題されました。とても楽しく解いた覚えがあります。過去問で扱うときは、みなさんにpythonで作ったフラクタル図形を紹介しながら解説しています。
規則性の問題はSFCでほぼ毎年出題され、高校入試でも見かけます。わからなければ表にして全部書く方針ですが、今年は三角数と周期算の組み合わせで、テキストに類題がよくある比較的解きやすい問題でした。

大問4:平面図形(おうぎ形の回転移動)
長方形の周りをおうぎ形がすべらず転がったときの、中心の軌跡の長さと動いたあとの面積を求める問題です。新演習テキストの練習問題レベルでしょうか。図形や点などが動く問題はSFCでよく出題されます。ほぼ毎年、何かが動いています。

大問5:平面図形(対称性)
いくかの正方形・直角二等辺三角形からなる図形を折って重なる部分の面積を求める問題です。どれだけたくさん図形を描いて勉強してきたのか問われます。図を正確に描く力が大切。

大問6:速さ(流水算)
流水算もよく出ます。しかも、たいてい問題文が長いです。速さの問題は大問2(2)にもあり、今年は2種類用意されていました。大問6の方は必ずしもダイヤグラムを使わなくてもいいのですが、少し複雑なので、ダイヤグラムで整理すると解きやすいでしょう。何にせよ、問題文を整理して、時間の逆比で解けます。

大問6つは問題数としても多いほうです。しかも、時間は45分と短い。理解力・作業力が要求されますので、あざみ野校のSFC洗足都市大付算数では、これらの訓練もテーマの一つにして、授業を行なっています。

では、失礼致します。

enaあざみ野校校長・算数数学担当 飯田

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