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-ELC-ネイティブ英語エピソード3
2016年05月01日
–ELC-ネイティブ英語エピソード3
片野先生が語るJohn先生とのネイティブ英語エピソード
新任のネイティブ講師としてJohn先生が新たに着任致しました。
John先生はHawaii出身のとても大らかな先生です。
ハワイは日本と所縁が深いため、「日本語発想?」と思えるような表現があることを知っていたので、その辺について聞いてみました。
私「ハワイ出身のアメリカ人の知り合いから、水道の水を止める際、turn offではなくcloseを使う人が(当人を含め)結構いると聞いたんだけど、実際どう?」
John「確かにclose the tapとかclose the faucetっていう人はいるね。」
*これは「蛇口を閉める」の「閉める」から来ています。
私「他に日本語の影響を明らかに受けた言い回しって、何か思いつく?」
John「お風呂に入ることをtake a bochaっていうけど、これも日本語からだよね。」
*どうやら水に浸かってバチャバチャ・ボチャボチャする音から来ているみたいです。現在ではシャワーを浴びることさえ、take a bochaと表現してしまうとのこと・・・
私「何か文法的に独特な言い回しはあったりするの?」
John「会話でだけど、wen playでplayedの意味になったりする。”I wen go Shibuya.”っていったりとか。」
私「ってか、to使わないんだ。。」
John「そういえばそうだね。」
私「じゃぁ、、What did you eat?ってWhat you wen eat?って言うとか?!」
John「Oh, そうそう。」
・・・なんだか、色々応用できそうですね!
実際に自分から使う必要性はto establish a rapport(気の合う人間関係を築く)目的以外には特になさそうですが、ハワイに行って現地の人と会話する際、知っておくと相手の言っていることがより分かるようになるかもしれません。
localizeされたWorld Englishesのvarietiesに触れるのは、意外な面白みを感じました。
色々な国の人々と交流しあうglobalizing societyのなかで、英語と多言語が混合したPidgin Englishに対する理解力が今後求められてくることがある「かも」しれませんね!
*ちなみにLong time no see.という言い回しは明らかに英語としての構造を持っていません。これに関しては、American Indianが意思疎通のために使い始めたピジン英語だという起源説と、中国語の好久不見が直訳されたピジン英語だという起源説があるようです。(「好久=long time」「不見=no see」)
それでは
(ktn)