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Yのブログ35

2025年06月09日

こんにちは。卒業生アルバイトのYです。

私は中学三年生のときに帰国し、この塾の東京校で高校受験に向けて勉強していました。

今はアルバイトとして通う側から支える側になり、あらためて「受験期って本当に特別な時間だったな」と感じることがあります。

今回は、そんな私の受験期を少しだけお話しさせていただきます。

 

私の両親は、1年間ずっとそばで見守ってくれました。
特に感謝しているのは、毎日の塾の後、遅くまで自習をして帰る私を家で黙って待っていてくれたことです。

模試の結果が志望校には程遠かった日も、何を言うわけでもなく、ただ「おかえり」と言ってくれる──。
その“変わらずにいてくれる存在”が、当時の私にとっては本当に心強かったのです。

 

もちろん、優しいだけではありませんでした(笑)。

眠くて机に突っ伏していたときは、「コンパスでも手に刺して目を覚ましなさい!」と活を入れられたこともあります。
「今は人生の頑張り時なんだから、1日13時間は勉強しなさい!」と、強い言葉をかけてくれた日もありました。

当時はきつかったけれど、いま振り返ると「本気で私の未来を信じてくれていたからこそ」だったとわかります。

 

今、塾で働きながら思うのは、受験は生徒だけでなく、親だけでなく、「親子で乗り越えるもの」だということです。
大きな声援ではなくても、静かな“見守り”がどれだけ心を支えてくれるか、身をもって感じました。

いま受験に向かって頑張っているお子さん、そして支える保護者の方々に、私の体験が少しでも力になればうれしいです。