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「やる気偏差値」より「仕組み偏差値」

2026年05月14日

5月です。連休が明けて、なんとなくエンジンがかからない。大人も子どもも同じです。

4月はよかったんです。新しいクラス、新しい先生、新しいテキスト。「新しい」というだけで人間はけっこう動ける。環境の変化そのものが推進力になってくれるので、本人は気合いで頑張っているつもりでも、実は環境に押してもらっていた部分がかなりある。

で、5月。新鮮味が抜けた日常がやってくる。目の前にあるのは「いつもの宿題」と「いつもの毎日」。追い風がやんだだけなんですが、本人には「やる気がなくなった」ように感じる。

しかし、いつも「外圧」に頼って勉強していくのは考えものです。「モチベーション」に頼りすぎるのも危険。社会に出ればありますからね、頑張っても報われないけれど、頑張らないと大変になってしまうことが(笑)。「気持ち」に振り回されずに淡々と動くことが大切なこともあります。歯磨きに「やる気」は要らないのと同じで、勉強も仕組みにしてしまえば、気分に関係なく手は動きます。時間を決める、場所を決める、量を決める。気持ちではなく構造で回す。

もちろん、5月病は全員がなるものではありません。そもそもそんなものとは無縁な子もいます。それはモチベーションが高いのではなく、すでに「仕組み」で動けている子であることが多い。

「やる気」という言葉を使わないほうが、言う方も言われる方も楽だと思います。必要なのは気持ちに左右されずに出せる得点力であり、その得点力の基盤となるのも、気持ちに左右されずに毎日コツコツ学習できる自然な仕組みです。

山本