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前期第16回中3小論文授業レポート

2026年06月20日

6月19日の授業の後半では、2010年度の早高院の過去問に取り組みました。湯浅誠さんの文章が出典の格差問題がテーマです。「溜め」が必要という筆者の論旨に同調しつつ文章を書くときに、どのように構成すべきかのアイディア出しをしました。

「ない袖は振れぬのちゃんちゃんこ」で持てる者から持たざる者への財の再配分を促す必要があるわけですが、大金持ちが「道徳」を気にするのだろうか、ということが論点に上がりました。逆サイドから考えてみても、「かわいそう」と心底同情している人が全員実際に自分のお金や時間を削って必ず貧しい人を助けに行っているのかと言えばそうでもないでしょう。

芸術家のパトロンのように「カネは出すが口は出さない」という路線もありますが、裏返して言えば「カネを出すからだまっててくれ」というのもあるでしょう(賄賂)。文章を書きあげてくるのは宿題にしましたが、どのような感じで着地するのか読むのを楽しみに待っています。

学校とは異なり、塾での評価は内申書に直結しないため、宿題に出しても書けないということになる場合もあります。そういう時は、時間をおいて再挑戦するようにしています。

山本