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幾何学12「開いた空間と閉じた空間2」
2026年07月27日
こんにちは。フランスの哲学者ベルクソンは、過去が現在へと重層的に繰り込まれながら生きて流れる「純粋持続」を考えました。生命や意識が重層的に連なるリズムは「らせん」をイメージさせます。
前回の問です。
想像してみてください。
あなたは、まっすぐに見える、分かれ道のないトンネルの中にいます。あなたが、このトンネルが「直線」か「円」か調べようと思ったらどうしますか。
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何か目印を置いて、トンネルをずんずん進むのは1つの手ですね。
また、目印の場所に戻ってこれたら、このトンネルは「円」です。「閉じた世界」になります。
ただ、いつまでたっても目印の場所に戻れない場合が問題です。戻れないからといって、「直線」であるとは言えません。とてもとても大きい「円」の可能性を排除できません。
トンネルの中にいると、自分のいる世界(トンネル)が「円」か「直線」か調べるのは大変ですね。
でも、この世界を外から、一望できる人がいるとします。この人から見たら、「円」か「直線」かはすぐわかります。
この話は、1次元の世界を、2次元世界から観察できたら、すぐわかるということです。「円」も「直線」も2次元平面上での図形ですから。
ちなみに、時間軸を「円」と「直線」のどちらで定義するかで、地球に住む人たちは宗教観が分かれます。
仏教的歴史観は輪廻する世界をイメージします。こちらは時間軸が「円」です。
一神教的歴史観では世界の週末があります。こちらは時間軸が「直線」です。
この2つの時間軸を昇華したのが、ベルクソンです。彼は「円」と「直線」をさらに1次元増やして、3次元的な「らせん」で、新しい世界観をイメージするアイデアを教えてくれました。
では、次回は2次元の「開いた世界」と「閉じた世界」について考えましょう。
答えは、次回にいたします。
では、失礼します。
enaあざみ野校校長・算数数学担当 飯田
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