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東洋大学京北中学 こぼれ話 加点制度について
2026年06月07日
帰国生にも共有したい内容がありましたのでお伝えします。
それは「加点制度」です。
これは複数回、同じ学校を受験すると加点が与えられる制度です。一般入試では中堅校を中心に実施している学校が少なくありません。帰国生入試でこの制度を公表し行っている学校は少ないです。
東洋大学京北中学校では、複数回受験すると2~3点の加点があるとのことでした。
「たった2~3点」と思われる方も多いかもしれません。実は私も、この業界に入ったばかりの頃は同じように考えていました。
しかし、この2~3点は決して小さな数字ではありません。
説明会では、合格点付近には1点ごとに約10名の受験生がいるというお話がありました。例えば、3教科300点満点で合格最低点が180点だった場合、180点付近には多くの受験生がひしめいていることになります。
仮に177点の受験生が3点の加点を得れば、合格最低点に到達することになります。
高校入試や大学入試でも、試験問題の不備による追加合格がニュースになることがあります。わずか1問分の配点で合否が入れ替わることがあるためです。
ここで受験生、そして保護者の皆様にぜひ意識していただきたいことがあります。
それは、
「その1問が合否を分ける」
ということです。
漢字が書けなかった。
計算ミスをした。
三単現のsを付け忘れた。
問題文を読み違えた。
本来であれば取れたはずの1問が、合格を遠ざけてしまうことがあります。逆に言えば、その1問を確実に取ることができれば、合格に大きく近づくのです。
このことを理解していれば、普段の勉強への取り組み方も変わるはずです。
難しい問題を1問解けるようになることも大切ですが、それ以上に「取れる問題を確実に取る」ことが重要です。漢字を丁寧に書く、計算過程を確認する、問題文を最後まで読む――そうした地道な積み重ねが、入試本番の1点につながります。
その1問が合否を決めるかもしれない。
そう考えながら、日々の学習に取り組んでもらいたいと思います。