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東洋大学京北中学・高等学校 塾対象学校説明会

2026年06月04日

受験は情報戦。思い込みは危険。

 

東洋大学京北中学・高等学校帰国生入試を実施していません。では、なぜ説明会に参加したのか。それは、私自身が確認したいことがあったからです。

 

東洋大学京北中学校は、20年ほど前と比べると大きく難化した学校の一つです。学校の偏差値を上げることは簡単なことではありません。上げたいと思っても自然に上がるものではなく、多くの学校が苦労している部分です。

 

では、なぜ東洋大学京北はここまで人気を高めることができたのでしょうか。その理由を知りたいと思い、説明会に参加しました。

 

私はこれまで、その要因の一つは「大学入試定員厳格化」だと考えていました。2016年頃から大学の定員管理が厳しくなり、人気大学への入学が以前より難しくなりました。

 

その影響で、中学・高校の段階から大学付属校を目指す受験生が増え、実際に多くの有名私立大学付属校の人気が高まりました。そのため、東洋大学京北の人気上昇も同じ理由だろうと推測していました。

 

しかし、説明会で話を伺い、資料を確認すると、私のイメージとは少し異なっていました。 2026年春の大学合格実績では、国公立大学25名、早慶上理37名、GMARCH163名などの実績を上げています。一方で、東洋大学への進学者数は61名とのことでした。

 

私は「附属校だから多くの生徒が東洋大学へ進学する学校」という印象を持っていましたが、実際には東洋大学への内部進学だけでなく、他大学への進学を積極的に目指す生徒も多い学校であることが分かりました。 もちろん、東洋大学という安心できる進路を持ちながら、さらに上位大学への挑戦もできることは学校の大きな魅力の一つでしょう。

 

人気上昇の背景についても、単に「東洋大学の附属校だから」という一言では説明できないように感じました。学校側のお話からは、教育理念の明確さ、進学実績の向上、時代に合わせた入試戦略、そして立地の良さなど、さまざまな要素が積み重なって現在の評価につながっていることがうかがえました。

 

今回改めて感じたのは、「知っているつもり」が一番危険だということです。数字やイメージだけでは分からないことが数多くあります。実際に学校へ足を運び、先生方の話を聞くことで初めて見えてくるものがあります。

 

もちろん、時間の制約もあり、すべての学校の説明会に参加することはできません。しかし、気になる学校や大きく変化している学校については、できる限り現場に足を運び、その理由を自分の目と耳で確かめていきたいと思います。

 

受験は情報戦です。保護者・生徒の皆さんに誤った情報や思い込みをお伝えすることのないよう、今後もできる限り最新の情報へアップデートしながら発信ができれと思います。