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気持ちのコントロールと筆記試験

2026年06月24日

お子さんと勉強についての話をしようとすると、すぐに「むずかしい」「無理」とこぼしているなら、セルフ・ハンディキャッピングと呼ばれるものを無意識にしているのかもしれません。

やる前に「むずかしい」と言っておくと、できなくても自尊心へのダメージを減らせますし、できたら自信が付く。どちらでも大丈夫になるという予防線を張れますよね。確かに短期的には効くのですが、長期的には勉強へ立ち向かうレジリエンスが目減りしていってしまいます。

ですから教室では、「むりぃ~」みたいな声が聞こえてきても、あえて寄り添い過ぎず、「生々しい気持ちをそのまま声に出す癖がつくと、面接のときに苦労するよ。まずは5分、黙って解いてみよう」と返すことが多いです。感情の処理の仕方も受験勉強で同時に学べれば一挙両得。問題を解いている時に感情的なコメントを長々としてしまっていた人も、だいたい9月ごろまでには、言ったとしても一言二言で、すぐに気持ちを切り替えられるようになっていきます。

感情があるのは当然ですが、筆記試験を解いている間の気持ちのコントロールも大事です。自分の気持ちと向き合うのは筆記試験後でもいつでもできると思うので、問題を解いている間は答えを出すことに専念するように努めています。

山本