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繰り返しで覚えよう慣用句
2026年05月15日
慣用句は「知っているか知らないか」で決まる分野です。読解力や思考力でカバーできる領域ではないので、知らなければ手も足も出ません。
そして厄介なのが、「見たことあるかも」だけでは得点にならないということです。
たとえば「鼻が高い」と「鼻を折る」。どちらも「鼻」を使った慣用句ですが、片方は得意になること、もう片方は得意がっている人をへこませること。意味の方向が正反対です。こういう紛らわしい組み合わせが慣用句にはたくさんあって、「たしか鼻がなんちゃらで・・・?」というぼんやりした記憶では、選択肢で引っかかります。
「目をつぶる」と「目に余る」もそうです。どちらも好ましくない状況に対して使いますが、見て見ぬふりをするのか、ひどすぎて放っておけないのか。正反対です。テストでは、まさにこの「どっちだっけ?」を突いてきます。
ではどうすればいいか。繰り返しで正確に覚えていくのが近道です。学問に王道なし。
慣用句の学習は、地味です。ひとつずつ意味を確認して、例文の中で使い方を押さえて、しばらくしたらもう一度確認する。覚えたつもりでも時間が経つと抜けますから、間を置いて繰り返すことが大事です。一夜漬けで詰め込んでも、翌週にはもう怪しい。そういう分野です。
逆に言えば、やった分だけ確実に点になる分野でもあります。読解問題のように「解き方はわかるけど本番でうまくいかない」ということが起きにくい。覚えたら覚えた分だけ得点になる。だからこそ、非受験学年のうちから少しずつ、確実に積み上げていきましょう。
「なんとなく知っている」を「自信を持って答えられる」に変えること。それが慣用句の勉強です。
山本