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自力で問題を解いてみる

2026年08月18日

授業中の質問が、まるで趣味のようになってしまっている生徒を見たことがあります。「制限時間内は自分の力で解きましょう」とお伝えしても、待ちきれずにみるみる不機嫌になっていき、こちらが教えたことをそのまま答案に書き写すと機嫌が直る――これでは、私が代わりに受験勉強をさせていただいているようなもので、本末転倒です。

そのため、「受講生が自力で解こうとする時間」を塾でしっかり確保するよう努めています。また、隣の答案を横目でちらちらと見て、人の進度の確認に余念がない生徒にも注意をしています。そんな時間があるなら自分の答案に集中してほしいですし、何よりも、倫理的に問題のある行為を見て見ぬふりで黙認するわけにはいかないからです。

自力で問題を解き、その結果を「自分の結果」として受け止めたがらない生徒は少なくありません。逆に言えば、たとえ落ち込むことがあっても、いったん冷静に自分の状況を把握しようとする生徒は、学力がその人に合ったペースで無理なく伸びていくように思います。

山本