ブログ

その世代に届く言葉を目指して
2026年07月22日
帰国生には本帰国後も日本語に馴染もうというよりは英語文化を保持することに興味があり、リアクションが英語だけの方も少なくありません。非英語圏でそういうのは見たことが無いのですが、それだけ英語圏のエンタメ力が強いということもあると思います。
それに対して、そもそも何語であってもハキハキと話すのが苦手なのでしょう、どの先生に対しても「目で訴える」ことでコミュニケーションを図る人も少なくありません。同様に、例えば「忘れ物がありました」ではなく「プリントを差し出すだけ」で、「相手に察してもらう」意思疎通を選ぶ人も少ないとは言えません。
それぞれの「文化」はあると思いますし、時間に限りがあるので、基本的には生徒が選んだ文化様式に沿って対応しています。ただ、「弱肉強食」のような状態になっていそうな会話を見聞きした時には、助けを明確に求められているわけではなくても炎上していそうな会話をクールダウンさせるために(「ウザい」とか思われていそうですが笑)介入するようにしています。ここで過去の具体例を書くのは、生々しいので避けておきますが、子どもの世界も大人と同様に結構大変です。それぞれに言い分がありますから。
私が席を外していることもありますが、それは基本的に女子トイレです。もっと言ったら、女子トイレの個室間でも話がやまないこともありました。それぐらいしていてちょうどいいです。
子どもたち(自分の授業を受講していない人も含めます)と話していると、「この世代はこういう言葉遣いなんだな」とか気づかされることが数多くあります(お世辞ではなく)。なるべく時間を有効に使って、「その世代に届く言葉」を目指して進めています。
山本