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前期第13回 立川国際日本語作文授業レポート
2026年05月31日
5月24日の難しいテーマへの挑戦が功を奏して、だいぶデータの取り扱いが上手になって
きました。「継続は力なり」ですね。塾で定期的に取り組むことで、確実に表現力がアッ
プしてきていると思います。帰国枠の立川国際は、倍率が高くなってきているので、時間
をかけた対策が必要です。
5月31日の授業では、東京都の公務員試験の過去問をもとに「衣類の大量廃棄と循環型フ
ァッション」について取り組みました。環境省のサステナブルファッションのサイトなど
で、この問題をすでに詳しくご存じの読者の方もいらっしゃるかもしれません。
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/
また、フランスやEUでも具体的な動きが始まっています。フランスでは2022年に衣類廃
棄禁止法が施行され、EUでは2026年7月からアパレル廃棄禁止規則が施行される予定です
。
この問題に対しては、あらかじめ解答例も配布し、次のような視点で考えようとお伝えし
ました。
・制度(法制度)・・・罰則をどのようにつけるか
・企業(企業努力)・・・健全な競争をどのように促すか
・消費者(消費者意識)・・・どのように啓発するか
教室では、企業に着目して書いた答案がありました。制度の場合は、まだ使えるものをゴ
ミとして廃棄していることをどのように見つけるか、というところから難しいかもしれま
せん。消費者の場合は、例えば肌が弱くて中古品を利用できない人もいるかもしれません
し、逆に中古品のほうが肌に合う人もいるかもしれません。環境問題は奥が深く、まとめ
るのに一苦労することが多いです。
こうした問題では、理想の実現に向けて、今までとは違う変化を求めつつ、それが継続で
きるかどうか(継続させられるかどうか)も気にかける必要があります。
「絵に描いた餅」にならない仕組みについても提案できるように、引き続き、構想力や表
現力を高めてまいりたいと思います。
山本