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情報収集と勉強

2026年04月21日

受験についての情報は、ここ数年で本当に手に入りやすくなりました。学校の特色、入試の傾向、科目ごとの対策。帰国枠に絞っても、かなりの量が検索で出てきます。調べようと思えばいくらでも調べられる。

ただ、調べれば調べるほど、こうなりませんか。 「……で、うちの子の場合はどうなの?」 これ、無料情報が答えられない唯一にして最大の問いなんです。 ネット上の記事は「帰国生は」「一般的には」で書かれています。そうしないと記事として成り立たないので、書き手が悪いわけではありません。でも帰国生ほど「一般的には」が当てはまらない集団もなかなかいない。滞在国、年数、日本語にどれだけ触れていたか、本を読む子か読まない子か、全部違う。同じ「帰国生」でも、必要な一手はまるで違います。

情報は関節みたいなもので、「知った」と「分かった」の間にも隙間があるし、「分かった」と「解けた」の間にはもっと大きな隙間があります。その隙間を埋めるのは、お子さん自身が手を動かす時間と、それを見ている人間の目です。 ブログを読んで「なるほど」と思っていただけるのはうれしい。でもそれは、味見です。 味見では満腹にはなりません。

じゃあ何で満腹になるのかというと、お子さんが実際に問題を解いて、つまずいて、そこに「あ、この子はここか」と気づく目があって、「じゃあ次はこうしよう」と手を打つ。その繰り返しで学力が伸びていきます。

情報収集は大事です。でもどこかで、情報戦に加えて、本丸の学力戦に参戦する必要があります。

山本